1. 開発費用の高額なコスト
KintoneとAzureという二つのプラットフォームを用いた、外部サービス連携システムの開発にはコストがかかります。高価な開発ツールの導入を要する場合があり、ハードウェアライセンスの購入やソフトウェアの実装などのサービスの維持費用もかかります。
2. 設計で発生する課題
KintoneとAzureを使用すると、設計上外部接続に関する問題が生ずる可能性があります。プラットフォーム間の相互接続において、セキュリティを保つには慎重な設計が必要となります。認証、セッション情報、SSL証明書などに関する問題を解決する必要性があります。
3. 学習コストがかかる可能性
KintoneとAzureを使用して構築されるシステムの開発には、新しい技術を学び、優れた開発者との協力を得るための努力が必要です。高度な技術やパフォーマンスレベルなどの知識を有する開発者が必要となるため、設計や開発プロセスのスピードを上げるための工数がかかります。
4. 機能の制限とレガシーコード
KintoneとAzure間で製作する外部連携システムは、プラットフォームごとに利用可能な機能を制限する可能性があります。さらに、一部のレガシーコードを取り入れる必要性もありますが、これらを統合するのは簡単なものではありません。
//サンプルコード
//Azure側のサービス
var azure = require('azure');
//Kintone側のサービス
var kintone = require('kintone');
//AzureとKintone間でのデータ同期を行う関数
function syncData() {
// データを取得
var azureData = azure.getData();
var kintoneData = kintone.getData();
// データを比較
var diff = compareData(azureData, kintoneData);
// 差分があった場合に、反映する
if (diff !== null) {
kintone.updateData(diff);
}
}
syncData();