kintoneとGCPを使った外部サービス連携システム開発の事例
最近注目を集めているkintoneとGCPを使用した外部サービス連携のシステム開発の事例をご紹介します。
kintoneを使うことで、外部サービスとの連携を行うためのサーバ側のソフトウェアが必要なくなり、既存APIを使用するだけで簡単に構築することができます。
サーバから外部サービスへの連携
このような開発を行う例として、サーバから外部サービスへのデータの送信を行う場合が挙げられます。
下記のサンプルを見て見てください。
// kintoneからGCPへデータを送信
var http = new XMLHttpRequest();
var url = 'GCPのURL';
http.open('POST', url, true);
http.setRequestHeader('Content-type', 'application/json');
// kintoneから取得したJSON形式のデータ
var data = {
"field1": "value1",
"field2": "value2",
"field3": "value3"
};
http.send(data);
上記のように、kintoneからデータを取得してGCPのサーバーを通じて外部サービスへ送信する処理を作成することができます。
外部サービスからkintoneへの連携
引き続き、外部サービスからkintoneへ連携する方法も例示します。
下記のサンプルを見て見てください。
// GCPからkintoneへデータを取得
var http = new XMLHttpRequest();
var url = 'kintoneのURL';
http.open('GET', url, true);
http.send();
http.onreadystatechange = function (e) {
var response = JSON.parse(http.responseText);
if (response.field1 === "value1") {
// 送信されたデータが任意の値と同じ場合
}
}
GCPから受信したデータをもとに必要な処理を行う場合に、kintoneのAPIを使うことで簡単な処理を行うことができます。
まとめ
本記事では、kintoneとGCPを使った外部サービスとの連携システムの開発の事例を紹介しました。
サーバから外部サービスへの連携、または外部サービスからkintoneへの連携となる場合に、XMLHttpRequestを使ってAPIを叩くことが可能となります。
今回ご紹介したように、kintoneとGCPを使った外部サービス連携のシステム開発を行うことで作業の効率化を行うことができます。