サーバーバックアップとは?


サーバーバックアップとは、自分のサーバーのデータを定期的にバックアップを行うことができるものです。データの喪失や改ざんなどの場合で、バックアップデータが必要となることがあります。万が一処理を間違ってしまったり、データの不備があった際に、救済措置としてバックアップから復元を行うなど使われます。

AWS上でのインストール方法


AWS上ではインストールしなくてもバックアップは取得できます。AWSのコンソール上から設定を行うことができます。IAMユーザーを作成するのと、バックアップタイミングを設定するのが主な手順となります。


# IAMユーザーの作成
aws iam create-user --user-name test

# ポリシーの作成
aws iam create-policy --policy-name BackUp --policy-document file://backup.json

# 作成したポリシーをIAMユーザーにアタッチ
aws iam attach-user-policy --user-name test --policy-arn arn:aws:iam::99999:policy/BackUp


バックアップタイミングの設定


AWSのコンソール上からバックアップを行うタイミングを設定することができます。複数のリージョンでバックアップを取得したり、曜日や指定した時間を指定してバックアップを取得することもできます。


# バックアップスケジュールの設定
aws backup create-backup-plan \
--backup-plan-name my-test-backup-plan \
--rules file://backup_rules.json

# リージョンの指定
aws backup create-backup-selection \
--plan-id \
--selection-name multi-region-selection \
--backup-vault-name my-backup-vault \
--list-of-resource-arns file://selection_resource.json


まとめ


AWS上でサーバーのバックアップを取得するための手順であるインストール、設定などを紹介しました。IAMユーザーの作成、ポリシーの作成、アタッチする、バックアップタイミングの設定などを行うことで、バックアップの取得が可能となります。サーバーバックアップのための定期バックアップは必須となりますので、効果的に取得する為にあらかじめ設定をしておくことで、復旧時に安心です。

投稿者: systemreach_engineer