ミドルウェアを選択するためのポイント
AWS開発者がミドルウェアを選択する際に検討すべきポイントを以下に示します。
(1) 冗長性:冗長性のある構成を冗長性なしに変更できるものを選びます。 そうすることで冗長性がない状態で稼働可能なレベルを上げることができます。
(2)スケーラビリティ:モニタリングしたいコンポーネントをどのようにスケーリングさせるかを考えます。高性能を必要とするソフトウェアの場合であれば、単一のサーバーのスケーラビリティを考えることは有用です。
(3)保守性:ミドルウェアのメンテナンスに時間がかからないよう、易しいものを選択します。複数のバージョンをサポートしているものなら、バージョンアップも容易です。
例:Djangoを使用する
PythonベースのWebアプリケーションを構築する場合、ミドルウェアとしてDjangoが可能です。以下は、AWSのEC2上でDjangoをインストールするための例です。
$ sudo yum update -y
$ sudo yum install -y python3
$ sudo pip3 install django
$ django-admin startproject mysite
$ cd mysite
$ python3 manage.py runserver 0:8000
参考文献
各種ミドルウェアを検討する際の参考文献を以下に紹介します。
- AWSの各種ミドルウェアサービス - https://aws.amazon.com/jp/middleware/
- AWS EC2を使ってDjangoを構築する - https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/create-deploy-python-django.html
- Apache、Nginx、IISのサーバー比較 - https://aws.amazon.com/jp/compute/web-servers/