DevOpsとは


DevOpsは開発と運用を一つの流れとして行い、開発から運用までを主体的に行う統合的なツールチェーンのことです。Amazon Web Services(AWS)を使用する開発者たちにとって、DevOpsは以下のようなメリットを提供するので非常に役立ちます。

DevOpsを使うメリット


1. テスト環境と本番環境を効率的に構築
AWS活用を進める上でのコードを運用するための「dev」「test」「staging」「production」といった、異なる環境間でテストしたり開発したりするための環境を迅速に構築できます。

2. プロビジョニングの速度と自動化
AWS DevOpsプラットフォームを使うことで、AWSリソースを容易にプロビジョニングできます。また、複雑なプロビジョニングの構成を楽に自動化できるようになります。

3. 面倒な複数開発環境の管理ができる
”環境間で仕組みを揃える”といった面倒な作業に容易に対応できるようになります。環境を揃える独自の定義を行って、複数の開発環境を合わせたり、それらをシームレスに補完したりもできるようになります。

DevOpsを使う例


下記のサンプルソースコードは、AWS CloudFormationを使ってEC2インスタンスを作成するdevopsのサンプルコードです。

Resources:
MyEC2Instance:
Type: 'AWS::EC2::Instance'
Properties:
InstanceType: 't2.micro'
ImageId: <設定値>
KeyName: <設定値>
SecurityGroupIds:
- <設定値>

コードを実行することで、サーバーセットアップの手間が大幅に削減され、開発環境の作成から運用までをAWS DevOpsを使って自動化が可能になります。

投稿者: systemreach_engineer