Amazon Rekognitionを用いた画像認識アプリ開発
Amazon RekognitionはAWS（Amazon Web Service）の製品で、顔認識/画像解析などの画像認識サービスを提供しています。アプリケーション開発者は、Amazon Rekognitionを利用することで、顔認識やストーリー作成など画像や動画の特定の部分だけ抽出することができます。
Amazon Rekognitionを利用するための準備
Amazon Rekognitionを利用するためには、プログラミング経験は必須ではありませんが、AWSの知識がお勧めです。まずはAWSアカウントを作成し、AWSポータルからAmazon Rekognitionを選択します。AWSの料金は、実行した分だけとなりますので、多くのリソースを使用しても、結構な金額を節約することもできます。
Amazon Rekognitionを利用した画像認識アプリ開発
Amazon Rekognitionを利用した画像認識アプリ開発には、次の手順に基づいたプログラミングが必要になります。
- 1.Amazon RekognitionのAPIを使用して、画像から必要な情報を抽出します。
- 2.データを収集します。
- 3.保存したデータを再利用してアプリケーションに適用します。
- 4.実行した処理を画面に表示させます。
サンプルソースコード
import boto3
# boto3を利用してAmazon Rekognitionサービスを操作
client = boto3.client('rekognition')
# 画像を指定
image = "sample.jpg"
# 画像分析処理
response = client.detect_labels(Image={'S3Object':{'Bucket':'my_bucket/image-folder','Name':image})
# 分類結果を取得
labels = response['Labels']
# 分類結果を表示
for label in labels:
print("{Name} - {Confidence}%".format(**label))