AWS開発者のためのシステムモニタリングとは
AWS開発者のためのシステムモニタリングとは、コンピュータネットワークの健全性、パフォーマンス、監視などを行う便利なツールです。AWSなどのクラウドインフラを利用したサービスが展開中、従来型とは違うモニタリングによって確実なサービス運用を行うことが可能となります。
AWS CloudWatchを使うメリット
AWS開発者のためのシステムモニタリングで最も優れているのはCloudWatchです。CloudWatchは、AWS上のサーバやサービスなどの状態を監視、ログ収集し、必要な処理を自動化することができる機能を持っています。また、費用の管理、プロジェクトの統計情報の把握などを一元的に行うこともできます。以下のサンプルコードでは、簡単にCloudWatchからイベントを取得して表示するケースを説明します。
import boto3
# CloudWatchイベントを取得して表示する
client = boto3.client('cloudwatch', region_name='us-west-2')
response = client.get_metric_statistics(
Namespace='AWS/EC2',
MetricName='CPUUtilization',
StartTime='2017-08-01T00:00:00Z',
EndTime='2017-08-02T00:00:00Z',
Period=3600,
Statistics=['Average'],
Dimensions=[
{
'Name': 'InstanceId',
'Value': 'i-12345678'
},
]
])
print(response)
AWS System Managerを使うメリット
AWS開発者のためのシステムモニタリングですが、System Managerを使えば、サーバーの利用状況やログの確認、ネットワーク接続の確認などができます。下記のサンプルコードをみて、System Managerコマンドを実行する仕組みを見てみましょう。
# System Manager コマンドを実行
aws ssm send-command --document-name "AWS-RunPowerShellScript" --targets '{"Key":"InstanceIds","Values":["i-12345678"]}' --parameters '{"commands":["ipconfig"],"executionTimeout":["3600"]}' --timeout-seconds 600
まとめ
AWS開発者のためのシステムモニタリングとは、AWS環境を利用している場合に便利なツールです。CloudWatchやSystem Managerといったサービスを使うことで、インフラ管理を効果的かつ一元的に行うことができます。また、AWS開発者は恩恵を受けることができるいくつかのトラブルシューティングツールを、試すことでAWS環境を運用時間を実現することができるでしょう。