AWS開発者のためのサービスの冗長化とは
AWS開発者のためのサービスの冗長化とはAmazon Web Services(AWS)上で提供されているサービスを複数のリージョンやダイバーシティ内で運用することを指します。冗長化とは"複数環境に並行してデータを保持し、障害時に迅速な復旧を行う、確実な基盤の構築"のことです。
AWSでの冗長化の理由
AWSの冗長化は、データの活用実績と信頼性を最適化し、障害時のリカバリを行うことができます。さらに、高可用性を実現することで、利用者のご利用者様の生産性の向上や顧客満足度の向上を図ることができます。
AWS冗長化で確認すること
AWS冗長化を実現するために、次のことを確認してください。
- マルチリージョン化:複数リージョンを運用
- マルチアミーバンス化:複数のアミーバンスを運用
- セキュリティ構築:セキュリティポリシーやクラウド監視ソリューション
- ランサムウェア/ウイルス対策:台数を冗長化することで、保護レベルを高める
- シナリオ分析:潜在的なリスクを予測・事前確認
AWSでの冗長化のサンプルソースコード
次は、AWS冗長化を実現するためのプログラムのサンプルです。
# IAM ポリシーを取得する
IAM_POLICY=$(aws iam get-policy --policy-arn "arn:aws:iam::aws:policy/AmazonS3FullAccess")
# 適切な IAM アクセス許可情報を取得する
IAM_STATEMENT=$(echo "$IAM_POLICY" | jq '.Policy.Statement')
# S3 バケットを複数のリージョンに作成する
aws s3api create-bucket \
--bucket my-bucket \
--region us-east-1 \
--create-bucket-configuration LocationConstraint=us-east-1
aws s3api create-bucket \
--bucket my-bucket \
--region us-west-2 \
--create-bucket-configuration LocationConstraint=us-west-2
# IAM ポリシーをバケットにアタッチする
aws s3api put-bucket-policy \
--bucket my-bucket \
--region us-east-1 \
--policy "$IAM_STATEMENT"
aws s3api put-bucket-policy \
--bucket my-bucket \
--region us-west-2 \
--policy "$IAM_STATEMENT"