AWS開発者のためのクラウドモニタリング
クラウドモニタリングは、AWSテクノロジーを使用したWebアプリ開発を行う際の重要なツールです。AWS開発者は、アプリケーション、インフラストラクチャ、データソースを監視して、問題の兆候を取り除くために必要な情報を取得することができます。この記事では、AWS開発者がモニタリングツールを最大限に活用するために必要な情報を解説します。
AWS CloudWatchを使用することでモニタリングを行う
AWS CloudWatchは、開発者たちがAWSサービスをモニタリングするときの最初の手段です。 CloudWatchは、1分間に1回以上のパフォーマンスメトリックを収集し、デフォルトで15分間に1回とログを収集できます。開発者は、これらのメトリックを使用してアプリケーションのパフォーマンスを改善し、問題を早期に検出します。
Amazon CloudWatch Logsを使用すること
開発者は、アプリケーションの問題をデバッグし、可能な問題の原因を特定するためにAmazon CloudWatch Logsを使用することができます。CloudWatch Logsを使用すると、アプリケーションで発生するすべてのログイベントを収集して管理でき、また複数のインスタンスをモニタリングすることもできます。以下のサンプルソースコードは、Amazon CloudWatchコンソールからログイベントを取得する方法を示しています。
aws logs get-log-events --log-group-name /ec2/my-instance --log-stream-name production --limit 10
AWSのモニタリングを効率的に行う
AWS開発者がAWSのモニタリングを効率的に行うためには、AWSの提供する多様なツールを最大限に活用する必要があります。Amazon CloudWatchエージェントやAmazon CloudTrailなどの応用を利用することで、開発者たちはサービスの問題を特定するだけでなく、対策を講じる前にサービスの状態を調査することもできます。また開発者が作成したメトリックを収集して管理し、改善を行うための情報を取得することもより簡単になります。以下のサンプルソースコードは、Amazon CloudWatchエージェントを利用したメトリックを収集する方法を示しています。
aws cloudwatch put-metric-data --metric-name ApplicationLatency --namespace "Application" --unit "Milliseconds" --value 500
AWS開発者がAWSテクノロジーを最大限に活用するためには、クラウドモニタリングを行うことが必要不可欠です。本稿では、AWS開発者がクラウドモニタリングツールを活用するための基本情報を説明しました。Amazon CloudWatchやAmazon CloudTrailなどのツールを使用することで、今後も高いパフォーマンスを保ちながら開発を行うことができます。