AWSデータベースの概要



Amazon Web Services(AWS)には、企業間で広く使用されているデータベースプラットフォームであるAmazon Relational Database Service(RDS)があります。RDSはインスタンス間で簡単に接続できるリレーショナルデータベースで、構築から管理までをサポートします。いくつかの種類をまとめてサポートしており、AWS上でも最も人気のあるAmazon RDSソリューションの1つとなっています。

RDSにおける必要な要件



AWS上でのAmazon RDSを使用する場合、以下が必要となります。

- Amazon Web Services EC2(Elastic Compute Cloud)への共有アクセス許可
- Amazon RDSインスタンス
- Amazon RDSインスタンスのセキュリティグループ
- データベースコンフィギュレーションとスキーマ

RDSインスタンスのセットアップ



Amazon RDSインスタンスのセットアップ方法を以下に示します。

1. AWSコンソールにサインインします。
2. 『RDS』をクリックします。
3. 左メニューの『インスタンス』をクリックします。
4. 『インスタンスの作成』をクリックします。
5. 『DBインスタンスの作成』ページに必要事項を入力して、『確認して作成』をクリックします。

RDSインスタンスの使用



Amazon RDSインスタンスを使用するには、アプリケーションからAmazon RDSインスタンスにアクセスするためのサーバー上のクライアントアプリケーションを使用します。スクリプト言語の1つであるPythonを使用して、Amazon RDSへのアクセスを開始するサンプルコードを以下に示します。

import pymysql

# RDSへのコネクション
connection = pymysql.connect(host = 'RDSのホスト名',
user = 'ユーザー名',
password = 'パスワード',
db = 'DB名',
port = 3306)

# クエリ実行
with connection.cursor() as cur:
cur.execute("select * from table_name;")
result = cur.fetchall()
print(result)

# 接続を閉じる
connection.close()

投稿者: systemreach_engineer