はじめに
Azure Computer Visionとは、Microsoftが提供する画像認識ソリューションです。これを使えば、写真、イメージから有用な情報を検出できるようになります。この記事では、Azure Computer Visionを使った開発例について紹介します。
利用例
Azure Computer Visionを使うことで、画像の内容を抽出することが可能です。主な利用例としては、文字の自動検出、オブジェクトの検出や分類などがあります。以下に、オブジェクト検出へのサンプルコードを示します。
import cognitive_face as CF
KEY = 'YOUR_SUBSCRIPTION_KEY'
CF.Key.set(KEY)
#Detect objects
result = CF.util.detect_objects('image_example.jpg')
for obj in result['objects']:
if obj['confidence'] > 0.8:
print('KIND: ' + obj['kind'])
利用できる他の機能
Azure Computer Visionの他の機能として、画像の分類や、写真からテキストを抽出する OCR（Optical Character Recognition）などが挙げられます。以下に、OCRを利用してテキストを抽出するサンプルコードを示します。
import cognitive_face as CF
KEY = 'YOUR_SUBSCRIPTION_KEY'
CF.Key.set(KEY)
#Print text on image
result = CF.util.read_text('image_example.jpg')
print('TEXT: ' + result['text'])
まとめ
Azure Computer Visionは、画像から有用な情報を抽出するためのオープンソースソリューションです。オブジェクトの検出やテキストの抽出といった多くの機能を持ち合わせています。これをうまく利用すれば、画像を利用した開発で様々な効率的なタスクをスムーズに実行できます。